3月11日 あの日を忘れないでください


私たち侍は、2017年3月10日(金)から

今年であの日から6年目となる被災地、岩手県釜石市へ向かいます。

 

侍でこれまで活動を共にしてくださった多くの皆さん、

2011年3月11日を想い、活動後も考える日があったのではないかと思います。

 

2017/03/09現在:(警視庁発表

死者 15893人、行方不明 2556人

 

これだけの方が亡くなり、そしてその家族の方々を思い、

『何かしたい』という思いだけで

あの無茶苦茶なスケジュールの私たちに賛同してくださった累計1000名以上の方々に

今も心から感謝しています。

 

現地では、炊き出しやガレキの撤去をはじめ、漁業のお手伝い、畑作業、家屋の取り壊し、修繕、桜の植樹、等を行ってきました。

皆さんはご自身が活動した場所を覚えていますか?

 

震災当時、学校や大学のグラウンドには自衛隊のテントが張られ、

道路の復旧もままならず、

震災の大きさを物語る状況がどこへ行っても溢れていました。

 

その状況から、皆さんやたくさんのボランティアの方の手があって

少しずつ、少しずつ、ガレキは取り除かれ、復旧してきたように思います。

それでも、現在も避難所で暮らす方や仮設店舗でお店を続けている方も居て

全てが元通りになった訳ではありません。

 

活動してくださった皆さん、

活動していなくてもこれを読んでくださっている皆さん、

どうか、あの日のことを忘れずに居てください。

 

311に合わせてじゃなくてもいいです。

活動をしなくても、ただ見に行くだけでもいいです。

現地にもう一度、足を運んでください。

道中、現地がどうなったのか調べながら、

作業をした日のことを思い出しながら、行ってみてください。

活動した後の土地がどうなり、これからどうなるのかを知って欲しいです。

そして、友人・家族・恋人、大切な人たちに伝えてください。

活動した日のこと、見たことや聞いたこと。

震災が起きた時どうするべきかを話し合ってください。

 

「忘れないでね」と手を握り、涙しながら話してくれたおばあちゃんのことを

私はずっと覚えています。

 

皆さんに伝えることが、私たちが出来ることだと信じて

この文章を書いています。

 

忘れずに居ることも

これからの震災に備えることも

亡くなられた方や被災した方の気持ちに寄り添うことなのではないかと思います。

 

 

そして今回の釜石へは、

公募はしていませんが予定をご報告をさせて頂きます。

 

 


 

<活動詳細>

●支援先:岩手県釜石市(釜石駅前)

 

●活動日:2017年3月11日(土)

 11日の正午頃~   準備

 14:46      黙祷

 17:00~18:00  キャンドルイベント

            その後片付け~現地の方々と懇親会

●集合場所:

 釜石駅前広場

 

●募集人数:

 参加自由

 もし来てくださる方が居ればこちらまでメールでご一報くださればと思います。

 info@samurai0311.com

 

●参加費:

 無料

  

●持ち物

 特にありません。

 

【セレモニー】17:00~18:00

17:10 開式の辞

17:10 主催者宣言 実行委員会代表 八幡達史

17:15 献花・打鐘

    (釜石市長/沿岸広域振興局長/社会福祉協議会/JR釜石駅/三陸鉄道㈱/若者代表)

17:25 合唱 (参集者全員にて)

17:30 点灯式(子供達にて)

17:31 閉式の辞

 

 

現地では侍の赤いジャンパーを着ていますので、お声を掛けてくださればと思います。

もし駅前に居ない場合は、釜石の方も侍はご存知なので

聞いていただければ連絡が取れるかと思います。

 

釜石駅前には

サンフィッシュ釜石 

・釜石鈴子仮設店舗(愛称:釜石はまゆり飲食店街)

 A棟 / B棟 / CDE棟 

などがあり、当時を乗り越えお店をやっていらっしゃいます。

当時の写真集やTシャツを販売しているお店もあります。

 

東京から電車では

こちらから確認してください。

 

 

 

毎年侍も共同で開催している釜石駅前での鎮魂キャンドルイベントを、

今年もメンバー10名前後で活動してまいります。

 

公募をしていない理由としては

東京から釜石へは海岸線を回っていく予定ですので、

大型車では雪道の山道を走ることが難しいため少数精鋭でしか行けません。

そのため、侍では公募せずメンバーのみで活動しています。

 

ですが、当日の参加は可能ですので

足を運べる方が居れば釜石へ是非いらしてください。

当日参加の方は今回はお手伝いをしていただくというよりも、

鎮魂イベントに足を運んでいただく、という形になるかとは思います。

 

この活動に目を通してくださっている方々の想いも背負い、

私たち侍は行ってまいります。

 

最後まで目を通してくださった方々に感謝をお伝えしたいと思います。

少しでも伝わりますように。

 

そして

亡くなられた多くの方々に哀悼の意を捧げます。

  

侍    

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